【2024最新版】ChatGPTでURLを読み込む方法とは?プロンプトも合わせて解説!

ChatGPT URL読み込み

ChatGPTはAI分野で大きな注目を集めているサービスですが、WebサイトのURL読み込みに対応していないという欠点があります。しかし、実はChatGPTにWebサイトのURLを読み込ませることができる裏技があります。本記事では、ChatGPTでURLを読み込ませ、Webサイトの情報を取得する方法を詳しく解説します。具体的な操作手順に加え、URL読み込みの仕事でのユースケースもご紹介しますので、ChatGPTの機能をフル活用して、業務の効率化に繋げましょう。

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ChatGPTでURLを読み込ませる方法

ChatGPTにURLの内容を読み込ませるには、主に2つの方法があります。

  • 手動でURLの内容をコピー&ペーストする
  • プラグインを使用する


これらの方法を使うことで、ChatGPTにWebページの情報を提供することができます。
それでは、まずは簡単にできる、手動でURLの内容をコピー&ペーストする方法から解説していきます。

方法1: URL先のテキストをコピー&ペーストする

一つ目の方法として、Webページのテキストを直接コピーしてChatGPTにペーストする手法があります。この方法は、簡単に特定の情報や記事の内容をChatGPTに理解させたい場合に便利です。

実際の手順

  1. 読み込ませたいWebページを開き、必要なテキスト部分を選択します。
  2. 選択したテキストを右クリックメニューから「コピー」を選択するか、キーボードショートカット(例えば、Ctrl+C)を使用してコピーします。
  3. ChatGPTの対話欄にカーソルを置き、右クリックメニューから「貼り付け」を選択するか、キーボードショートカット(例えば、Ctrl+V)を使用してペーストします。
  4. 必要に応じて、コピー&ペーストしたテキストに関する質問やコメントを追加して、対話を続けます。

この方法の利点は、特別なプラグインや拡張機能を必要とせず、任意のブラウザやデバイスで簡単に行える点です。ただし、長いテキストや複数の情報源からの情報を扱う場合は、時間がかかります。それでも、ChatGPTに最新や具体的な情報を提供する一番手軽な方法です。

方法2: プラグインを活用する

一方、より正確で効率的な手段として、プラグインの使用があります。これからご紹介するのプラグインを使用することで、ChatGPTが直接Webサイトを参照し、その内容を分析して、より専門的で現在の情報に基づいた回答を提供できるようになります。

WebChatGPT
WebChatGPTは、Google Chromeブラウザのために開発された拡張機能です。この拡張機能を利用することで、ユーザーはWebページを直接ChatGPTに読み込ませ、その内容に基づいた対話を行うことができます。特に、研究、学習、最新ニュースの理解などに有効です。例えば、文字数の多い記事や、論文などから自分が求めている情報だけを探すのは骨が折れる作業ですが、ChatGPTに代わりに読んでもらうことで、言及されている部分を瞬時に見つけて抽出することができます。

WebChatGPTの導入方法

STEP1:Google Chromeウェブストアにアクセスし、「WebChatGPT」で検索する

STEP2:「Chromeに追加」ボタンをクリックしてインストールする

STEP3:Google Chromeの右上にある拡張機能タブから、「WebChatGPT」を選択する

STEP4:自動でChatGPTにアクセスし、WebChatGPTが導入された状態でスタート画面が表示される

WebChatGPTの使用方法

STEP1:WebChatGPTを起動したChatGPTにて、「/」を入力する

STEP2:「/site:」を選ぶと、検索結果を、入力した特定のサイトからの結果に絞ることができます。

同一のサイトであれば、異なるURLでも参照してくれるため、広い範囲でのリサーチに適しています。このように、サイトのサイン小元を示した上で内容を抽出してもらえるので、ハルシネーションの心配が軽減されます。

STEP3:「/page:」を選ぶと、特定のページを参照元として指定できます。このコマンドでは指定したURLのページのみを読み取るため、検索範囲自体は狭くなりますが、その分絞り込んだリサーチができます。

ChatGPTのプラグイン「WebPilot」を利用する方法
WebPilotは、ChatGPT上で使えるプラグインで、特定のWebサイトの内容を解析し、ユーザーの質問に対してより具体的で詳細な回答を提供します。これは、旅行の計画、製品のレビュー、最新の技術トレンドなど、特定のトピックに関する深い洞察が必要な場合に特に有用です。

Web Pilotの導入方法

STEP1:GPTを探すからGPTsストアに移動する

STEP2:検索タブから「WebPilot」と検索する

STEP3:青色アイコンの「WebPilot」を選択し、チャットを開始する

STEP3:「以下のURLを読み込んでURLを要約してください。 URL:」のような形でプロンプトとURLを与えることで、Webサイトの読み込みが可能になります。

ChatGPT×Web検索のユースケース8選

ChatGPTにWebサイトの情報を読み込ませることで、様々な用途で活用することができます。ここでは、具体的なユースケースを8つ紹介します。

1. 最新ニュースの理解
ChatGPTにニュースサイトのURLを読み込ませることで、最新のニュースを素早くキャッチアップできます。ChatGPTにデフォルトで搭載されているWeb参照機能を使ってもニュースの検索と要約はできますが、内容が海外よりになることが多く、日本でのニュースに疎い傾向があります。この点はURL読み込みで改善することができます。

2. 製品の比較・レビュー
オンラインショップやレビューサイトのURLを入力すれば、ChatGPTが商品の機能、価格、ユーザーの評価などを総合的に分析してくれます。まとめサイトなどのURLを読み込み、自身が求めている商品のイメージをプロンプトとして与えておけば、それに適した商品の情報を取ってきてもらうことができます。

3. 学習サポート
学習したい内容が記載されているURLをChatGPTに読み込ませると、重要ポイントの要約や分かりやすい解説を得られます。ドキュメント全てに目を通して自分が求めている箇所を探し出すには時間がかかるため、AIに必要な情報を取ってきてもらうことで学習を効率化することができます。

4. 市場調査・業界動向の把握
企業や業界団体のWebサイトの情報を活用すれば、競合動向や業界全体の最新トレンドを把握することができます。会社情報の取得や、競合リサーチなどに活用できます。

5. 旅行計画の立案
観光地の公式サイトやブログなどのURLを入力すれば、ChatGPTが滞在時間の目安、アクセス方法、おすすめスポットなどを丁寧に案内してくれます。旅行は好きだけど計画するのは苦手という方におすすめの活用法です。

6. 研究・調査の支援
学術論文や専門家の記事などを読み込ませれば、ChatGPTが重要な知見をわかりやすくまとめてくれます。研究の参考資料として活用できます。特に論文は膨大なページ数があるので、AIを活かして効率化しながら扱うのがおすすめです。

7. クリエイティブ活動の助け
Webページに記載されている情報を読み込むだけでなく、webサイトのHTMLやCSSを読み込むことで、Webデザインにも活用することができます。この方法はURLからはできないので、実際にコードをコピー&ペーストする必要があります。

8.プレゼンテーション資料の作成
関連するWebサイトの情報を集めてChatGPTに要約させることで、内容を参照したプレゼン資料を作成できます。骨子程度であれば数十秒で作成できるため、構成案を練る際に十分に活用できます。

このように、ChatGPTにWebサイトの情報を取り込ませることで、業務や生活の様々な場面で活用できます。最新の知見を取り入れながら、AIの高度な処理能力を最大限に活かすことができます。

ChatGPTを業務で活用したい方には、プロAIエージェント『BizAI』がおすすめです。ここまで述べてきたような生成AIのユースケースを80以上もプロンプトとともに搭載し、ChatGPT、Gemini、Claudeを選択して使うことができるので、必ず業務の効率化・生産性向上に繋がります。

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ChatGPTでURLを読み込ませる際の注意点

ChatGPTにURLを読み込ませることで、最新の情報を活用できる一方で、いくつかの注意点があります。以下に主要な注意点を挙げます。

情報が正しいかどうかを確認する

  1. 信頼性の確認: ChatGPTが読み込むWebサイトの信頼性を事前に確認してください。信頼できる情報源を選ぶ必要があります。
  2. 最新性の確認: Webページの更新日時を確認し、情報が最新のものであるかを確認してください。古い情報を基に判断してしまう可能性があります。
  3. 複数の情報源の活用: 可能であれば、複数のURLから情報を読み込ませ、情報の正確性に対するリスクヘッジができればなお良いです。
  4. AI生成の限界理解: ChatGPTは与えられた情報を基に回答を生成しますが、完全に正確とは限りません。自分が欲しい情報が参照元に記載されているかを確認する際にも、参照元から情報を検索する形で探すため、全体的な内容を捉えた上での回答であるかはわからない点は注意が必要です。

個人情報や機密情報の取り扱いに注意する

  1. 個人情報の保護: 公的なものではなく、限定的なURLを使用する流際には、そのURLに含まれる個人情報や機密情報に注意してください。これらの情報をChatGPTに読み込ませないようにしましょう。
  2. 著作権への配慮: 著作権で保護されたコンテンツをChatGPTに読み込ませる際は全文をそのまま持ってきたものを他のコンテンツに利用してしまうと問題になる場合があります。
  3. セキュリティの意識: 企業の内部情報や機密文書などをChatGPTに読み込ませることは避けましょう。情報漏洩のリスクがあります。
  4. データの取り扱い: ChatGPTに入力した情報は、AIの学習データとして使用される可能性があることを認識しておきましょう。

これらの注意点を守ることで、ChatGPTとURLの組み合わせをより安全かつ効果的に活用することができます。

ChatGPTとWeb機能をうまく活用して仕事を効率化しよう

この記事では、ChatGPTに特定のWebページの内容を読み込ませる方法について詳しく解説しました。

プラグインを使う方法では、専用のプラグインを活用することで、ChatGPTがウェブサイトの情報をより深く分析し、専門的で最新の情報に基づいた回答を提供できることを説明しました。一方、テキストをコピー&ペーストする方法は、シンプルで手軽に任意のウェブサイトの情報をChatGPTに読み込ませることができる点が特徴です。

また、URLを読み込ませる際の注意点として、情報の正確性を確認し、誤情報に注意することと、個人情報や機密情報の取り扱いに注意することを挙げました。

これらの点に留意しながらChatGPTを活用することで、より信頼性が高く、安全で効果的な情報収集が可能になります。

ChatGPTのURL読み込み自体はとても便利な機能なので、積極的に活用していきましょう。