OpenAIは1月10日、「GPTs」で作成したアプリを公開できる「GPT Store」をオープンしました。
このAIニュースのポイント
- OpenAIは「GPTs」で作成したアプリを公開できる「GPT Store」を新たにオープン
- 「GPT Store」には、App Storeのようにおすすめやトレンドのコーナーがあり、「DALL・E」や「ライティング」などのカテゴリを用意
- 第1四半期(1~3月)中に収益化プログラムを開始する予定
米OpenAIは1月10日、カスタムAIチャット「GPTs」で作成したアプリを公開できる「GPT Store」をオープンしました。
ChatGPTのサブスクリプションであるChatGPT Plus、Team、Enterpriseプランを利用するユーザーは、「GPT Store」でオリジナルのGPTを公開できるほか、既に公開されているGPTの利用も可能です。
昨年11月に発表された「GPTs」は、コーディングのスキルプロンプトからの指示で対話が行えるサービスで、GPT-4やDALL・E 3を利用したオリジナルGPTを開発できます。サービス提供開始から約2カ月で、既に300万以上のカスタムGPTが公開されています。
今回オープンした「GPT Store」には、App Storeのようにおすすめやトレンドのコーナーがあります。ここでは、パートナーやコミュニティによって開発されたさまざまなGPTが取り揃えられており、「DALL・E」「ライティング」「プログラミング」「教育」などのカテゴリに分類されています。
現段階では「GPT Store」に登録されているGPTはすべて無料で利用可能ですが、OpenAIは第1四半期(1~3月)中に収益化プログラムを開始する予定で、支払い基準の詳細については追ってアナウンスが行われます。
また、GPTストアにオリジナルGPTを掲載するには、OpenAIの新たなレビューシステムに作成したGPTを送信し、利用規約に準拠していることを確認する必要があります。